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▶病院事業管理者挨拶

串間市病院事業管理者
(串間市民病院 院長)
黒木 和男

今日、少子高齢化の進展とともに、医療や介護に対するニーズはますます増加し、社会保障費や医療費が増大する中、医療費抑制政策など医療を取り巻く環境が大きく変化し、質の高い安全・安心な医療の提供が求められています。
 そのような中、公立病院は地域の医療機関、福祉施設などとの適切な役割分担の下で必要な医療体制の確保を図らなければなりません。
 また、公立病院は救急医療をはじめ地域の基幹的な医療機関としての重要な役割を今後も担う必要があります。
 一方で、公立病院の運営は、急激な医療改革等により、医師・看護師等の医療従事者の確保が次第に困難となるなど、全国的にも非常に厳しい環境に置かれており、地域医療に必要な診療科の維持が危ぶまれる状況にあります。
  そのため、平成28年度から平成32年度までの串間市民病院改革プランを策定し、次の取り組みを進めて参ります。
  平成28年7月から算定開始となった地域包括ケア病床の活用を図っていきます。
  また、CT、MRIなどの高度医療機器を活用し地域医療の水準の維持、向上を図ります。
  串間市唯一の救急告知病院として救急医療を確保し、今後も救急医療に当たります。
  地域医療を支える医療人の育成と確保を目指し、宮崎大学医学部学生や卒後臨床研修医を積極的に受け入れ、宮崎大学医学部の地域医療学・総合診療医学講座と連携した総合診療医育成後期プログラムの後期研修医を受け入れていますが、今後も自ら若い医師を育て定着を目指していきます。
  高齢者が要介護の状態になっても、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい生活を続けるため、医療・介護などの生活支援を一体的に提供する地域包括ケアシステムの構築が求められており、果たすべき役割を担っていきます。
  また、医療機関の受診が困難な患者さんのために訪問診療や訪問看護などの在宅診療に取り組んでいきます。
  当院の地域連携室では、市内外の病院・診療所や施設と連携し、急性期を終えた患者さんの在宅復帰に向けた支援を行っており、地域包括ケアシステムにおける切れ目のない支援の一端を担います。
  串間市民病院は、今後も公立病院としての役割を引き続き果たすことができるよう、平成29年4月1日から地方公営企業法の全部適用となり、新たにスタートを切ることとなりました。串間市民病院の職員は、基本理念である「やさしい医療」、「高度な医療」、「安全な医療」をよく守り、市民に必要とされ、市民に愛される病院を目指します。
  市民の声に真摯に応え、私たちに託された人々の幸福のため職務に精励して参ります。

*病院事業管理者とは
国の公立病院改革ガイドラインに基づき、健全経営に向けて経営形態を変更(地方公営企業法の財務一部適用から全部適用へ)したことにより、開設者と同等の権限をもって病院事業を行う特別職です。

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